2018年03月02日

新卒の就活に思う:「人気ランキング」は必要か?

3月に入りました。新卒の採用活動が正式に始りました。久しぶりに書きます。

大学生にしてみれば、いざ「就活」といっても、さてどの会社を受けようか・・・と悩みます。たとえば、「上場会社」という一握りの会社だけでも3600社あります。この20年間で2倍の会社数になったものの、いざその会社を全部知っているわけでもない。せいぜい日頃のコマーシャルで見聞きする会社とか、親戚知人が働いている会社とか・・・セイゼイそんな範囲からしか知らないものです。

そんな時、この季節になると「人気企業ランキング」というのが発表されてきました。先日は、「例年、トップに君臨していたメガバンクがトップから陥落した」・・といったニュースが伝えられています。

このランキングは、私が若いころ人事部に籍をおいた頃、いまをときめく就職斡旋会社が始めていました。ですから、随分前のことになります。しかし、私には、この「ランキング」、意味があるの?と思えてしまうのです。なにも分らない学生に「人気」を聞く・・。わかるはずもありません。「なんとなくよさそうだ」で、選ぶのですから。参考のひとつにはなるのかもしれませんが・・。30年前のトップグループはいまどうなっているでしょうか?10年とか20年で、栄枯盛衰していきます。

人は、就職して、得たいものは、それぞれでしょう。報酬、地位、人脈、スキル・・・いろいろです。入学試験ではありません。ですから、偏差値で就活を考えているに至っては、何をか言わんです。社会人としての成功は、絶対的なものではなく、相対的な比較のなかで出来上がるものです。

そう考えると、同じランキングでも「居心地のいいと思う社員の比率が多い会社」とか「面白いと思う社員の比率が多い会社」とかだったらわかります。どんなに大きないわゆる「一流会社」に入っても、それが「面白く仕事をすることが出来る会社」かどうかはわからないものです。

一時の人気、それも他の人がいいと言っているからとかで選ぶといったことにならないように・・と、陰ながら声援を送るところです。健闘を祈ります。
ではまた。

posted by 発現マネジメント通信 at 23:17| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

「嫌われる人の話し方」の10の共通点!

「嫌われる人の話し方、よくある10の共通点」っていうのをみつけました。

元NTVアナウンサーだった魚住りえさんがおしゃっているものです。

@会話の冒頭に、「でも」「いや」を付けるのがクセになっている
A他人の悪口を言う
B自分の話ばかりする、人の話を聞くことができない
C上から目線でアドバイスをする
D目をほとんど合わせない
E話を聞いているときに体を揺らす
F笑顔がない
G店員に偉そうな態度をとる
H店で大きな声で話す
I話の最中でのスマホいじり


だそうで・・。
たしかに、「話し方」を変えれば、いろいろなことが変化するキッカケになるのでしょうね。このうち幾つが自分に当てはまるのだろうか・・。気を付けよう。

ではまた。


posted by 発現マネジメント通信 at 17:27| 東京 ☀| コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

「汚い言葉」は、悪循環スパイラルにつながる。いつも笑顔がいいのです。

これを言うと、積み重ねてきた徳とか、ツキとか、運が全部吹っ飛んじゃうのだそうで・・それは、「汚い言葉」。

たとえば、
“てめぇ”とか、
“ばかやろー”とか、
“死んじまえ”とか、
“うざい”とか、
“ちくしょー”とか。

汚い言葉を使うと、
汚い心がドンドン出てくる。
汚い心が出てくると、さらに汚い言葉が出てくる。
悪い相乗効果。その悪循環スパイラルへ。
だから、言っちゃいけないんだろうね。

先日、「流行語大賞2017」の候補30語が発表されていた。「よりによって『死ね!』が流行語大賞かよ」と思った昨年と比べると・・・「今年はインパクトがない」との評があるらしい。でも、これでいいのだと思います。

汚い言葉は使わない。そして、いつも笑顔で深呼吸がいいのです。汚い言葉使うと人相、性格も悪くなってしまうような・・。さらには、世相もね。
ではまた。
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2017年09月22日

「では、情報がもっと増えたら決めてくれるのですか?」

「情報が足りないから判断できない」「これだけでは決められない」「皆の意見をもっと聞いてみよう」・・・・。こういって、なかなか決めないという「偉い人」って、どこの会社にもいるものです。私の実体験でも、何人かの「元・上司」が思い浮かびます。

一年程前だったか、ある大きな会社の課長クラスの人と話していた時、同様の愚痴を聞きました。私が「『では情報が増えたら決めてくれるのですか?』って言い返したくなるんじゃない?」と言ったら、その彼、「そうなんですよ。でも、それを言っちゃオシマイだし・・・」と苦笑い。

もちろん、論理的かつ理性的に判断をするための情報が十分に集められれば、それに越したことはないのです。しかし、会社で出くわす問題は、必ずしも論理的に考えて答えの出るものばかりではありません。そのような問題に向き合う時に、ひたすら「論理的」「理性的」であるとすれば、いつまで経っても解を導き出すことはできなくなってしまう。それでも、一定の意思決定を下さなければならない・・・。悩みどころです。

ここまで書いて、私のかつての職場での大先輩でF川さんという人を思い出しました。
そのF川さんは、私よりもかなりの年長者。厳しいことで社内外に超有名で、仕事成績も素晴らしい方です。私は、直接の上司部下の関係になったことはありませんでしたが、業務上の関係で接点が多かったということもあり、公私ともに懇意にしていただいておりました。

そのF川さんの判断基準。営業畑の役員でしたので、もちろん数字の結果が出るかどうかです。しかし、数字だけで白黒がつけられない次元の判断が必要になる場面が出てくるものです。その時によく聞いた口癖のようなフレーズが、「美しくないな〜」「品がないな〜」なのです。

当時は、バブル経済が始まったばかり頃でもあり、世の中全体がイケイケの時代です。スピードとコスト、つまり効率が最優先。しかし、F川さんは、論理的に白黒のはっきりつかない問題について答えを出さなければならない時、まず論理と理性を突き詰める。その上で、直感と感性、つまり「真・善・美」の感覚に基づく意思決定を求めていたのだと思います。経営は、数字と論理だけで成り立つものではありません。一種のアートです。人間がチームを組み、人間様を相手に成すことだからこそ、最終的に頼れるのは個人の「美意識」ということなのかもしれないと思うのです。

そういえば、F川さん、厳しい仕事ぶりからくる怖いというイメージに似合わず、大の読書家。特に「小説」がお好きで、人情の機微を描いたような深い作品を何冊か紹介してくださったことがありました。その時は本当に嬉しそうな笑顔です。それがまたカッコよかった。そのF川さん、12年程前、まだお若くして現役の社長時代にお亡くなりになりました。

現代は、論理とか理屈のサイエンス万能の時代、そしてこれからはまさにAIが大活躍する時代です。だからこそ、この「真・善・美」の<感性>が益々重い意味を持ってくるような気がします。
ではまた。

posted by 発現マネジメント通信 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | リーダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

知的な人。「我以外、すべて師」で臨むことから始まる。

「職場で魅力的だと感じる男性社員の条件」ーーーどこかの雑誌だったか、女性を対象にしたアンケートの結果を読んだことがあります。そのベスト5は、次のようなものでした。

 @仕事がデキる  
 Aやさしい  
 B話しかけやすい 
 C皆をまとめるのが上手 
 Dミスをフォローしてくれる

これらをすべて兼ね備えた男性を想像してみると・・・。外見よりも、「知的な人」という表現が当たりそうです。バリバリ仕事ができて、女性にやさしくて、話をよく聞いてくれて、リーダーシップがあって、失敗をフォローしてくれる・・・そんな男性は、バカであるはずもない。かといって、偏差値の高い学歴ならばいいというわけでもない。また、明るければいいというわけでもなく、イケイケの行動派ならいいのでもなく・・・。イケメンとか、身長が高いとか、家柄とか・・・こういったことは、自分の力ではどうしようもないけれど、この「知的である」というのは、誰にでも挑戦できるし、当たり外れがそうあるものではありません。自分が、年齢を重ね、いくつになっても、誰に対しても通じる武器なのだと思います。

では、知的な人になるために日頃心がけたらいいことは・・。それには、まず、人から話を聞く時、相手の話に「へぇー」と感心することがコツかと。たとえそれが知っている話であったとしても、遮らない。イチイチ語らない。人の話をよく聞いて、自分の意見は控えめにする。そうすれば、誰からも学べるし、新しい情報もドンドン入ってくるというものです。

年長者が嫌われがちなのは、ついつい「説教」「昔話」「自慢話」が出てしまうからだそうです。「われ以外、すべて師」で臨めば、人の輪も拡がり退屈することもない。結果、気が付けば、知的な人間になっているというものなんでしょうね。
「いまからでも遅くはない」・・・まずは自分にも言い聞かせます。ハイ。
ではまた。
posted by 発現マネジメント通信 at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月08日

山尾議員の不倫問題で今週後半は大騒ぎ。人の上に立つ人は・・・

山尾志桜里衆議院議員が、自らの不倫報道で離党することになったとか。

不倫がいいのか悪いのかといえば、私は「悪いと思う派」です。しかし、そうはいっても、人それぞれにあるわけでして・・。極端にいえば、今井議員も宮崎元議員も、古くは宇野宗祐素首相も、それを第三者が止め立てするものでもないともいえるし・・。それだけの話と言ってしまえば、それだけです。
ただし、、政治家という立場においては「言っていることと、やっていることが違う」・・・これは一番マズい。政治家だけではないですよ。企業のトップリーダーも含めて、人の上に立つ人は、同様だと思うのです。

今回の場合、後味が悪いのは「自分はいいけど、他人はダメ」だからではないかと。これでは、筋が通りません。宮崎元議員の不倫の際には、徹底的に批判しておいて、他方で自分も不倫に走っていた。そのうえ、幹事長内定の前の身体検査に「問題なし」といってしまっていた・・・。それはダメですよね。

山尾議員擁護派の人がいうように「才能も有って、有用な人材」というのなら、ここは退いて、再度選挙で問うのが筋ではないかと。ただ、会見の場で質問を一切受け付けないで逃げるというのは、これはマズい。会見の場に出るのが嫌だっだのだろうとは、拝察しますけど、ここは受けて立たなくっちゃ・・・。それが、人の上に立つ人ということなのだと思います。

そういえば、昔、職場にクレーム顧客が来たからといっても、絶対に出ていかない役席者もいましたけど・・・。そういう人は、やっぱり「人望」はなかったような記憶です。

ではまた。
posted by 発現マネジメント通信 at 16:30| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

TVドラマ「定年女子」が面白い。歳とともに、自分の役割とか居場所をどうやって見つけていくか・・・

 「定年女子」・・・NHK-BSで放映中のドラマが面白い。

このドラマは、エッセイストの岸本裕紀子さんが書いた『定年女子』という本が原案になっています。本書は小説ではありません。これを素材にして、売れっ子脚本家の田渕久美子さんが楽しいストーリーにしています。ドラマでは53歳の女性が主人公。総合商社の部長職だったのが役職定年を機に退職して、その後のあれこれを描いていく・・・こんな内容です。


 定年後の生き方は女性のほうが適応しやすいそうですし、なんのかんのといっても、どんな年齢になってもなんとか様になる。しかし、男はそうは行きづらい生き物でもある。なかなか様にならんのです。しかし、そこを何らかの形で、生き甲斐のようなものが持てるのなら、素晴らしいことです。


 実際のところ、50歳代半ばで「役職定年」になったり、「定年延長」の声が聞こえる頃になると、心の中に不安が醸成され始めるという話はよく聞きます。しかも、プライベート面でもいろいろなことが起こってくる頃でもある。


 それまで、仕事一筋、しかも転職など無縁でやってきた人ほど、「実感はないが、なんとなく不安・・」という気持ちになっているケースが多い。しかし、現実感がない分、自己を突き詰めた経験が少ないため、いざとなると気落ちしてしまったり、どうしていいかわからなくなってしまったり・・。


 人生それぞれですし、人によってパターンはいろいろあると思います。歳というのは、誰にでも平等に重ねてくるもの。その上で、自分の役割とか居場所をどのように見つけていくのか・・・。


 最近、書店の店頭には、いわゆる「シニア向けの生き方本」といわれる著作が多くなっているような気がします。モヤモヤとして悩んでいる人、沢山いる・・・と、改めて思うこの頃です。

ではまた。

posted by 発現マネジメント通信 at 23:07| 東京 ☀| 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月05日

ある若者とディスカッション。トップリーダーの条件。

久方ぶりのブログです。

昨日、二十歳前のある若者とディスカッション。文武両道のスポーツ青年。それこそ、夢と希望とエネルギーに満ち溢れていました。大いに声援を送ります。

下記は、その場で話題のひとつになった一節。

「ある程度まで数学者で、歴史学者で、政治家で、哲学者でもなければならない。彼は記号もわかるし、言葉も話さなければならない。彼は普遍的な見地から特殊を考察し、抽象と具体とを同じ思考の動きの中で取扱わなければならない。彼は未来の目的のために、過去に照らして現在を研究しなければならない。人間の性質や制度のどんな部分も、全然彼の感心の外にあってはならない。彼のその気分において目的意識に富むと同時に公平無私でなければならず、芸術家のように超然として清廉、しかもときには政治家のように世俗に接近していなければならない。」

これはあの著名な経済学者J.M.ケインズが、理想の経済学者について語った「アルフレッド・マーシャル」『人物評伝』(東洋経済新報社)からの抜粋です。ここでいう経済学者をトップリーダーに置き換えてみることもできるかと。もちろん、こんな100点満点の人ばかりではありません。ただ、自分にとって何が足りないのかが分かることが大切。「足るを知り、足らざるを知る」
 ・・・そんなことも思ったひと時でした。

ではまた。

posted by 発現マネジメント通信 at 17:40| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする