2018年03月21日

「忖度」って、どういう意味でしたっけ?

「忖度」---。
すっかり、流行語になってしまった感じです。でも、これってそんなに悪い意味なんでしたっけ?

web辞書で調べてみると、そもそもこの言葉の歴史は古く、古代中国に由来するらしい。意味としては『他人の心を推し量ること』であり、例えば『相手の心中を忖度する』のような使われ方をするのが本来の意味なのだそうです。

ある意味、コミュニケーションの重要な要素のひとつでもありますよね。組織で仕事をしていて、それこそ「忖度」が出来ない人は、「気が利かない奴」「頭が固い」「面倒な奴」とか陰で言われているはずです。

上司に対しては、先回りして準備をしておく。そして、「お〜さすがだな」と言ってもらいたいのが人情。「こんなこともあろうかと・・・」なんて言えたら、カッコいい。もちろん、「これは先回りし過ぎた」「ちょっと早とちりだった」と思えば、黙って自分の中に仕舞っておけばいいだけです。それと・・、犯罪につながるようなものがダメなのは、言わずもがなです。

木下藤吉郎なんか、「忖度」の塊みたいなところが大いにあったのでしょうし・・。それがダメだというんだから、「どうしたらいいのかしら」と思ってしまいます。まあ、世の賢明なビジネスパーソン、官僚の方々は、とっくにこんなこと分っているんだろうと思いますが・・。

なお、家庭内、とくに夫婦間において、この「忖度」はとても大切です。(笑)

ではまた。  

posted by 発現マネジメント通信 at 22:05| 東京 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月20日

「上向き」「下向き」ポーズの使い分け。「クリエイティブ追求」か「論理追求」か。

京都に「哲学の道」という名所があります。
高名な哲学者・西田幾太郎が、朝ここを散歩しながら、思索にふけったという場所。私も好きな場所のひとつで、京都に行った時、立ち寄ることがよくあります。ここをゆっくりゆっくり歩くと、なんだか頭がクリアになってくるような気がするから不思議です。

悩み事があったり、思索にふけったり、解決策を考えたり・・こういう時って、下を向いてうつむき加減に歩いていることが多いはずです。きっと、西田幾太郎先生も、下を向いて散策していたんでしょうね。反対に、「明日のデートはどこに行こうかな」とか、「明日は、いよいよ楽しみにしていた観劇の日。どんな感じかな」とかといった心理状況の時は、上向きの姿勢で歩いているような気がします。

「君ね、自分はダメって本気で思ったことないでしょ?人はね、自分って駄目だなと本気で思えた時に初めて成長するんだよ」と、昔ある人から言われたことがありました。実は、その時いささか面倒な問題が発生したのですが、私の表情が深刻な顔になっていなかったらしく、むしろ口角が上がっていたというのです。私は「そうだな」と思ったので、「では落ち込んでみよう・・」と思い、自分の席に戻る時、少し遠回りをして思いっきり下を向いてゆっくり廊下を歩いてみました。落ち込みのポーズです。すると、形から入ったのですが、本当に落ち込んだ気分になってきて、その延長線上でどこが問題だったかが見えてきたような気がしてきたのです。

どうやら、人は下を向いてネガティブな感情になって悩んでいる時は、物事を論理的に整理しようとするらしい。反対に、ポジティブな時は、必ずしも論理的ではないかもしれなくても、クリエイティブなことが考えられるように思います。

だとすると、状況によってこの使い分けをうまくすることができれば、楽しいのではないか・・。
悩んだ時は、堂々と下を向いて思い悩む、思索にふける。嬉しくしたい時や、本当に嬉しい時は、堂々とスキップでもしながら上向きに歩く。ということかと。

ではまた。
posted by 発現マネジメント通信 at 18:44| 東京 ☔| 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

「自分の評価」は、「他人からの評価」と違うもの。妥当な水準とは・・

大リーグで活躍するイチロー選手。古巣のマリナーズにてプレーすることになったことが伝えられ、あわせてその年俸が話題になっているようです。人様の収入をあれこれ言っても、「だからどうって?」ってことなのですが・・。

当初は、大リーグの最低年俸54万5千ドル(5800万円)の水準と言われていたのが、どうやら75万ドル(8000万円)。ただし、出来高払いを含めると125万ドル(1億3300万円)、昨季と同じ実績なら200万ドル(2億1000万円)になる計算、と伝わってきました(スポーツニッポン)。

イチロー選手の年俸の最盛期は、2008年〜2012年で、1700万ドル(18億円)でした。その頃に比べれば、大きく減少したものです。どんなに優れた選手でも、寄る年波というのは避けられない。野球選手としては、明らかにピークは過ぎているはずです。ですから、金額だけでいえばそういうものなのだと思います。それでも、イチロー選手は44歳になったいまでも、乞われて大リーグで現役を張れるのですから凄い。

一世を風靡したものの、ある時からピタッとオッファが来なくなっていつの間にか、世の中から忘れられていく、元大女優とか大歌手だった方は沢山います。それは、ピークだった頃の栄光が忘れられず、「私のギャラは〇〇だった!」と昔の水準から下げられないことが大きな要因のひとつなんだそうです。

元大女優だったIさんが、どこかのインタビュー番組で語っていたのを聞いたことがあります。このIさん「そんなの過去の自分。その実績は自信として持っていればいいだけ。だけど、いまの自分では昔のようなギャラではどこからも声がかからなくなるのよ。だから、金額にはこだわらないの。昔に比べれば、はるかに安いけど、役をいただき続けるには、自分の相場を知らなくっちゃね」とおっしゃっていました。実際に、その後も沢山のレギュラー番組にお出になっていました。しかし、ギャラは案外に安かったのでしょうね。

誰でも、自分の評価は、甘めになるという傾向があります。自分が「ちょうどいいギャラ」と思うのは、世間から見たら実は「ちょっと高目」。自分が「上手いこといった。ちょっともらい過ぎかな」と思う場合は、世間から見たら「高過ぎ!」と見られているのです。ちょっと失敗でもしようものなら、「あんなに高い報酬取っておきながらなんなんだよ!」と思われかねない。反対に少な目の報酬の場合に、大きな成果を上げると・・「あの報酬でがんばってくれてるんだね。ちょっと申し訳ないくらいだね」となる。ということは、自分で「ちょっと少ないな・・」と感じるくらいが、実は「妥当な水準」ということになるのだと思います。

やはり、塩分とお酒と報酬は、自己評価水準よりちょっと控え目がいい。その方が、こちら側がちょっとだけ気分的にも優位になるような・・。イチロー選手の年俸に関する報道を聞いていて、(そもそも水準の桁が我々とは違い過ぎですが)、こんなことを思いました。
ではまた。
posted by 発現マネジメント通信 at 17:07| 東京 ☔| 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月04日

「人として出来た人」といわれる人になる・・。心の余裕のためにも・・その20カ条。

最近、ちょっとイライラすることがいくつか重なったということもあって、自分なりに改めてまとめてみました。
やはり、いつまでもストレスを抱えていて、その結果、心に余裕がなくなっては「いい仕事」も「いい人生」もありませんし・・。

 《「人として出来た人」といわれる人になる20カ条》
1.イライラしそうになったら、とりあえず無理にでも口角を上げてみる。
2.イライラしても、ドギツイ言葉で言い返すのはやめる。
3.「でも」と言い返す前に「そうかもしれないね」と言って、一度受け入れてから答える。
4.「嫌い」は滅多に使わない。「好きでない」「苦手」と言う。
5.焦った時、イラついた時、息を吸って、そして大きく息を吐く・・・を3回繰り返す。
6.厳しい意見から逃げるのではなく、求める。言ってくれることに感謝する。
7.自分の意見の正当性を主張し過ぎない。
8.尊敬する人物を思い浮かべ、「あの人だったら・・」と想像する。
9.短所は、裏返してみて長所としていかす。相手の短所を短所としては口に出さない。
10.出来事を所与のものとして受け入れ、その解決策を見出す。
11.感謝の言葉がなかったとしても、ムッとしない。
12.謝る時、言い訳を含めるのはやめる。他人のせいにしない。
13.許せないことは、「時効」として忘れる。
14.口だけにならず、率先して動いてみる。自分で実際に体験してみる。
15.人の失敗は反省の材料にする。そして、成功を嫉まない。素直に称賛する。
16.回り道のコースとなっても、「人生に無駄な経験はない」と思う。
17.イライラした時こそ、作法を大切にする。
18.落ち込んだりイライラした時、右手を上げ、次に左手を上げたりして、肩肘を柔らかくする。
19.「そのうち」「近いうち」と言って、曖昧、先延ばしにしない。やらないのなら言わない。
20読書をして、別の世界、さまざまな価値観にふれる。

なかなか難しいものもありますけど、こんなところでしょうかね。もちろん、場合によってとか、相手によりけりという要素は残りますが、、。
ではまた。
posted by 発現マネジメント通信 at 12:10| 東京 ☀| ストレス時代を生きる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月02日

新卒の就活に思う:「人気ランキング」は必要か?

3月に入りました。新卒の採用活動が正式に始りました。久しぶりに書きます。

大学生にしてみれば、いざ「就活」といっても、さてどの会社を受けようか・・・と悩みます。たとえば、「上場会社」という一握りの会社だけでも3600社あります。この20年間で2倍の会社数になったものの、いざその会社を全部知っているわけでもない。せいぜい日頃のコマーシャルで見聞きする会社とか、親戚知人が働いている会社とか・・・セイゼイそんな範囲からしか知らないものです。

そんな時、この季節になると「人気企業ランキング」というのが発表されてきました。先日は、「例年、トップに君臨していたメガバンクがトップから陥落した」・・といったニュースが伝えられています。

このランキングは、私が若いころ人事部に籍をおいた頃、いまをときめく就職斡旋会社が始めていました。ですから、随分前のことになります。しかし、私には、この「ランキング」、意味があるの?と思えてしまうのです。なにも分らない学生に「人気」を聞く・・。わかるはずもありません。「なんとなくよさそうだ」で、選ぶのですから。参考のひとつにはなるのかもしれませんが・・。30年前のトップグループはいまどうなっているでしょうか?10年とか20年で、栄枯盛衰していきます。

人は、就職して、得たいものは、それぞれでしょう。報酬、地位、人脈、スキル・・・いろいろです。入学試験ではありません。ですから、偏差値で就活を考えているに至っては、何をか言わんです。社会人としての成功は、絶対的なものではなく、相対的な比較のなかで出来上がるものです。

そう考えると、同じランキングでも「居心地のいいと思う社員の比率が多い会社」とか「面白いと思う社員の比率が多い会社」とかだったらわかります。どんなに大きないわゆる「一流会社」に入っても、それが「面白く仕事をすることが出来る会社」かどうかはわからないものです。

一時の人気、それも他の人がいいと言っているからとかで選ぶといったことにならないように・・と、陰ながら声援を送るところです。健闘を祈ります。
ではまた。

posted by 発現マネジメント通信 at 23:17| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

「嫌われる人の話し方」の10の共通点!

「嫌われる人の話し方、よくある10の共通点」っていうのをみつけました。

元NTVアナウンサーだった魚住りえさんがおしゃっているものです。

@会話の冒頭に、「でも」「いや」を付けるのがクセになっている
A他人の悪口を言う
B自分の話ばかりする、人の話を聞くことができない
C上から目線でアドバイスをする
D目をほとんど合わせない
E話を聞いているときに体を揺らす
F笑顔がない
G店員に偉そうな態度をとる
H店で大きな声で話す
I話の最中でのスマホいじり


だそうで・・。
たしかに、「話し方」を変えれば、いろいろなことが変化するキッカケになるのでしょうね。このうち幾つが自分に当てはまるのだろうか・・。気を付けよう。

ではまた。


posted by 発現マネジメント通信 at 17:27| 東京 ☀| コミュニケーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

「汚い言葉」は、悪循環スパイラルにつながる。いつも笑顔がいいのです。

これを言うと、積み重ねてきた徳とか、ツキとか、運が全部吹っ飛んじゃうのだそうで・・それは、「汚い言葉」。

たとえば、
“てめぇ”とか、
“ばかやろー”とか、
“死んじまえ”とか、
“うざい”とか、
“ちくしょー”とか。

汚い言葉を使うと、
汚い心がドンドン出てくる。
汚い心が出てくると、さらに汚い言葉が出てくる。
悪い相乗効果。その悪循環スパイラルへ。
だから、言っちゃいけないんだろうね。

先日、「流行語大賞2017」の候補30語が発表されていた。「よりによって『死ね!』が流行語大賞かよ」と思った昨年と比べると・・・「今年はインパクトがない」との評があるらしい。でも、これでいいのだと思います。

汚い言葉は使わない。そして、いつも笑顔で深呼吸がいいのです。汚い言葉使うと人相、性格も悪くなってしまうような・・。さらには、世相もね。
ではまた。
posted by 発現マネジメント通信 at 14:33| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月22日

「では、情報がもっと増えたら決めてくれるのですか?」

「情報が足りないから判断できない」「これだけでは決められない」「皆の意見をもっと聞いてみよう」・・・・。こういって、なかなか決めないという「偉い人」って、どこの会社にもいるものです。私の実体験でも、何人かの「元・上司」が思い浮かびます。

一年程前だったか、ある大きな会社の課長クラスの人と話していた時、同様の愚痴を聞きました。私が「『では情報が増えたら決めてくれるのですか?』って言い返したくなるんじゃない?」と言ったら、その彼、「そうなんですよ。でも、それを言っちゃオシマイだし・・・」と苦笑い。

もちろん、論理的かつ理性的に判断をするための情報が十分に集められれば、それに越したことはないのです。しかし、会社で出くわす問題は、必ずしも論理的に考えて答えの出るものばかりではありません。そのような問題に向き合う時に、ひたすら「論理的」「理性的」であるとすれば、いつまで経っても解を導き出すことはできなくなってしまう。それでも、一定の意思決定を下さなければならない・・・。悩みどころです。

ここまで書いて、私のかつての職場での大先輩でF川さんという人を思い出しました。
そのF川さんは、私よりもかなりの年長者。厳しいことで社内外に超有名で、仕事成績も素晴らしい方です。私は、直接の上司部下の関係になったことはありませんでしたが、業務上の関係で接点が多かったということもあり、公私ともに懇意にしていただいておりました。

そのF川さんの判断基準。営業畑の役員でしたので、もちろん数字の結果が出るかどうかです。しかし、数字だけで白黒がつけられない次元の判断が必要になる場面が出てくるものです。その時によく聞いた口癖のようなフレーズが、「美しくないな〜」「品がないな〜」なのです。

当時は、バブル経済が始まったばかり頃でもあり、世の中全体がイケイケの時代です。スピードとコスト、つまり効率が最優先。しかし、F川さんは、論理的に白黒のはっきりつかない問題について答えを出さなければならない時、まず論理と理性を突き詰める。その上で、直感と感性、つまり「真・善・美」の感覚に基づく意思決定を求めていたのだと思います。経営は、数字と論理だけで成り立つものではありません。一種のアートです。人間がチームを組み、人間様を相手に成すことだからこそ、最終的に頼れるのは個人の「美意識」ということなのかもしれないと思うのです。

そういえば、F川さん、厳しい仕事ぶりからくる怖いというイメージに似合わず、大の読書家。特に「小説」がお好きで、人情の機微を描いたような深い作品を何冊か紹介してくださったことがありました。その時は本当に嬉しそうな笑顔です。それがまたカッコよかった。そのF川さん、12年程前、まだお若くして現役の社長時代にお亡くなりになりました。

現代は、論理とか理屈のサイエンス万能の時代、そしてこれからはまさにAIが大活躍する時代です。だからこそ、この「真・善・美」の<感性>が益々重い意味を持ってくるような気がします。
ではまた。

posted by 発現マネジメント通信 at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | リーダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする